花は香り、人は人柄
「花は香り、人は人柄」
という言葉があります。
造花は、見た目がきれいです。
しかし、
香りがしない。
美しく咲く花があっても、
香りがなければ、
どこか大切なものが物足りない。
花の魅力は、
最終的に見た目ではなく、
その花が放つ香りで決まる。
地位や名誉やお金がある人。
見栄えが良くて高級品を身につけている人。
それらは、魅力を感じる一部です。
華やかな見た目は、
一時的に人を惹きつけるかもしれない。
しかし、
それだけでは、
「香り」 を持たない造花と同じ。
人の本当の魅力は、
最終的に地位や名誉やお金ではなく、
見栄えや高級品で決まるのではなく、
その人の立ち振る舞い。
つまり、
心の在り方、行動。
人柄で決まる。
他者への思いやり、優しさ、誠実さ、感謝の心。
これこそが、その人の「香り」となり、周りを惹きつける。
仏教の言葉で表すなら、
「身口意(しんくい)の清浄」
身体の行いは(身)、
言葉は(口)、
心の持ち方は(意)、
が清らかであれば、
その人は自然と良い「香り(徳)」を放つ。
あなたの「香り」は、どんな香りですか?