自由に生きても、忍耐で生きても、結局、文句を言う人はいる。 だったら、自分のために自由に生きた方がよくない？
「どう生きたって文句を言われるなら、自分の心に正直に生きよう」
これは
仏教の教えの中でも、
「自分軸で生きることの大切さ」
と深くつながっています。
「人の声に揺れるは“我”の心。称賛も非難も風のごとし。ならば、自らの道を、静かに歩め。」
仏教では
「八風（はっぷう）」という言葉があります。
これは人生に吹く8つの風、
たとえば
「賞賛・非難・得・失・喜・苦・誉・毀」。
どんな生き方をしても、
人の評価は変わりゆく。
だからこそ、
人に左右されず、
自分の心に従って生きることが
「正道」だと教えています。
🍵【仏教的アドバイス】
1. 「人の評価」は無常なもの
人は称えたり、貶したり、気まぐれに評価を変えます。
ブッダですら批判されたことを思えば、私たちが何をしても文句は言われるもの。
だからこそ、人の声にとらわれない「自由な心」が大切です。
2. 「自由」とは、わがままではなく、自ら選ぶということ
仏教における自由とは、「心を縛る執着からの解放」。
我慢する人生も、自分で選んだのならそれでよし。
ただ、誰かに合わせてばかりの人生なら、それは「自分を見失う道」。
3.「自分のために生きる」ことは、仏の心に近づくこと
仏教では「自灯明」＝自らを灯火とせよという言葉があります。
他人の価値観ではなく、自分の中の仏性に従って生きることが、本当の自由です。
「八つの風」に心を動かされるな。
自分の灯を信じて、生きよ！
