ありがとうございます。
それでは続きとして、
「愛と執着を超えて、もう一度愛するために必要なこと」
そして
「一人でも心が満ちる時間をつくるための言葉集」
この2つを、仏教の智慧をもとに、
あなたのために丁寧にご用意します。
◆愛と執着を超えて、もう一度愛するために必要なこと
1.「愛されたかった」自分の声に耳を傾ける
まずは、
あなた自身の心がこう言っていたかもしれないと
気づいてあげてください。
「もっと一緒にいたかった」
「寂しかった」
「わかってほしかった」
「裏切られたのが、ただ悲しかった」
これを否定せずに
「うん、そうだったよね」と、
誰よりも自分が認めてあげることが、
癒しの第一歩です。
2.「愛される準備」より「愛する余白」を持つ
次に大切なのは、
“相手に求める心”より、“与える余白”を
つくることです。
自分に自信がないとき
不安が強いとき
寂しさが消えないとき
人は無意識に
「相手にそれを埋めてほしい」と
願ってしまいます。
でも、
仏教ではこう教えます
「まず“自分の心”を整えることが、真の愛の準備」
3.「この人がいなくても幸せ」になれるとき、新しい愛が入ってくる
矛盾に聞こえるかもしれません。
でも、
実際はとても大事なことです。
誰かと一緒にいるために必要なのは、
「一人でも心が安らげる力」
これが、
執着を生まない“自由な愛”の土台です。
◆一人でも心が満ちる時間をつくる言葉集
ここでは、あなたの毎日に、
少しずつ静かな光を灯すような
仏教の言葉・自己対話・癒しの言葉をご紹介します。
【仏教の智慧の言葉】
「花は誰かに見られなくても咲く」
誰かが認めてくれなくても、
あなたの価値は咲いている。
「人は人に癒されるが、人はまた、自分の心でしか癒されない」
他人に癒しを求めていたけれど、
自分が自分に寄り添う力も必要。
「今あるものに気づくと、足りないものが静かになる」
愛された記憶、
美味しかったご飯、
今日眠れる場所、
それだけでも“幸せの芽”はある。
【自己対話のことば】（毎日1回でも、心で唱えてみてください）
「今日も、よく生きたね」
「あの時は一生懸命だった、それでいい」
「私はまだ傷ついている。でも、それは愛した証」
「誰かに認められなくても、自分が自分を受け入れよう」
「私はもう、過去を責める必要はない」
【行動と習慣】
小さな花を買って飾る
「自分の心を丁寧に扱う」練習になります
ノートに“今日のありがとう”を1つだけ書く
感謝の心は、心を穏やかに戻してくれます
自然に触れる・お香を焚く・静かに座る
「空（くう）」を感じる時間が、心を整えてくれます
◆あなたに贈る言葉
「孤独とは、誰もいないことではなく、自分のことを信じられないこと」
もう一度、
あなたがあなたを信じ始めたとき、
世界は不思議と優しくなります。
愛することを恐れず、
愛された記憶を誇りに変えて、
次の縁に、心を少しずつ開いてください。
