「厄払い」「素直さ」「正直者」の関係

仏教

「厄払い」「素直さ」「正直者」の関係

「厄払い」「素直さ」「正直」 という3つの概念を結びつけて、生き方や考え方について深く考えます。

 厄払いとは、体と心の「垢」を落とすこと

・体の厄を落とす。身体的な汚れを清めることです。

・心の厄を落とす。心に溜まったネガティブな感情や執着を手放すことです。

・人生の中でさまざまな経験をし、心にも「垢」。余計なこだわりや悩みがつきます。

・厄払いとは、そうした垢を落として、「本来の自分に戻る」 ことを意味します。

 

素直とは「はい」と言えることは楽しいこと

・生まれたばかりの子供には「垢」がついていない。純粋で素直です。

・素直な人は、言い訳をせず、物事を受け入れる力を備えていて、余計な苦しみを抱えない。その隙間に楽しさが入り込み、楽しさが広がる。

・「はい」と受け入れる心を持ち合わせると、心が軽くなり、幸福を感じやすくなる。

なぜ「 正直者はバカ」と呼ばれるのか?

・正直な人は、相手の話を聞き、「はい」と受け止める力を備えている。

・しかし、正直とは単なる従順ではなく、「話が終わったあと、自分の考えを伝える」こと も含まれる。

・「正直者が馬鹿を見る」と言われるのは、周囲に流されず、自分軸で生きてるから。

・正直者の自分軸は、自分を知り、未来を見据えているから、意見が違っても敬意を払い尊重することができる。

・周りの流れに合わせて、当初はよいかもしれないが、合わせることが苦しみに変わっていないだろうか?

・どちらも苦しみだと感じるならば、選択は自分ですればよい。

仏教では、

「無垢」 という考え方があります。
これは、
「本来の人間の心は清らかであり、余計な執着やこだわりが心を濁らせる」 という教えです。
仏陀の言葉に、こういうものがあります。
「子どもの心のように、澄んだ目で世界を見よ」
つまり、
心に余計な執着をつけないことが、幸せにつながります。
素直でいることが、人生を楽しくします。
正直に生きることは、時に損をするように見えても、結局は自分の心を豊かにします。

あなたは正直に生きていますか?

 

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