厄払いの本当の意味とは?心と体の垢を落とす方法

仏教

厄払いの本当の意味とは?心と体の垢を落とす方法

厄払いとは、
「体と心の両方の垢を落とし、心を清浄し本来の自分に戻ること」 を意味します。

体の汚れは自分で落とせますが、
心の汚れは 「自分だけでは落としにくい」 ため、
お願いして、お寺や神社の力を借ります。

1. 体の厄を落とす

・毎日お風呂に入って体を洗うことで、物理的な垢を落とせます。
・体を清潔にすることは、健康を保ち、気持ちをリフレッシュさせることにもつながります。
・身体的な汚れを清めます。
これは、 「自分でできること」です。

2. 心の厄を落とす

・ネガティブな感情や執着を手放し、きれいにしてもらいます。
・人は生きていく中で、 「ストレス・怒り・後悔・嫉妬・執着」 などの心の垢が溜まっていきます。
・「心の汚れ」 は、自分では落とせません。
・お寺や神社で厄払いをお願いして、「心のリセット」をしてもらいます。

3. 厄払いとは「本来の自分に戻ること」

・心に垢がたまると、 自分らしさを見失いがちになります。
・厄払いを通して、心に溜まったネガティブな感情や執着を手放すことで、心をすっきりさせます。
・生まれたころの心に戻るように、心の垢を落とすことが目的です。

しかし、残念ですが、
心は厄払いが終わった瞬間から汚れていきます。

仏教では、

「無執着(むしゅうじゃく)」 という考えがあります。
これは、
「余計なこだわりを手放せば、心は自然と軽くなる」
という教えです。

仏陀の言葉に、こういうものがあります。
「心に執着を持つ者は、水に沈む石のように沈んでいく。執着を捨てた者は、浮かぶ蓮の葉のように自由である」

心の厄を落とし、執着を手放し、もう一度自由になってみたいですね。

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