「タンポポ魂」

「タンポポ魂」

タンポポの綿毛は、自力で飛ぶことができません。

風の流れに身を任せて、飛び着いたところで根を張り、花を咲かせる

つまり、
自らが選んだわけではない場所が生きる場所だ。

タンポポは、
「こんなところで咲いているだ！」と、
勝手に気づかれて、勝手に見た人を感動させる。

この世には、理想的な境遇や条件に恵まれている人がいる。

だけど、
生きていく上で、条件が悪いことなんて当たり前。

全てが揃っている場所なんてない。

何よりも、
自分よりも苦労している人を忘れてはいけない。

自分より厳しい条件で、戦っている人を忘れてはいけない。

コントロールできることなんて、自分のことだけです。

たんぽぽは、周りのことは見向きもせず、自分の花を咲かせることだけに集中している。

たんぽぽは、どこへ飛ばされても根を張り、自分の花を力強く花を咲かせようとしている。

大切なのは、自分を咲かせること。

どこに吹き飛ばされようとも、そこで咲こうとするタンポポのように。

あなたの心が、どんな環境でも強く咲き誇れますように。