「正念場」「修羅場」「土壇場」三つの試練。踏ん張りどころは3つある
「正念場」とは、
性根をすえて乗り越えるもの。迎えるもの。
本気になり、
自分の性根を、
深く考えて導き出す。
性根をすえて、
乗り越えるものであり、迎えるものだ。
「修羅場」とは、
ここが勝負と定めるとき、
覚悟を決めて戦い抜くもの。
阿修羅王と帝釈天の壮絶な戦いから、
「修羅場」と表現している。
つまり、戦いの場だ。
「土壇場」とは、
注意を払って、絶対に避けなくてはならないものだ。
罪人の刑を執行するために、
土を盛って築いた壇の場所を意味する。
つまり、
どうにもならない場面で、
最後の覚悟を迫られる局面だ。
「土壇場」は、絶対に避けなくてはならない。
一つ、「正念場」。
心を決め、迎え入れべし。
ここは、己の人格を深く見つめ、覚悟を持って乗り越える場。
迷いを捨てる、心を決めれば、道は拓ける。
二つ、「修羅場」。
ここが戦うべき場と決めたなら、最後まで戦うべし。
三つ、「土壇場」。
もはや逃げ場なき裁きの地。
ここに追われる前に、知恵を巡らせ、備えることが重要である。