「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」

勝負

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
この言葉は、江戸時代の剣術家・松浦静山(まつらせいざん)の言葉。

よくわからないけど、
「運良く勝った」
という勝ちはある。

しかし、
なぜかわからないけど、
「運悪く負けた」
という負けはないもの。

「運良く勝った」
という相手に、
負けたのだから

「運悪く負けた」
と言えるのかもしれない。

しかし、
負けには、
負けの原因がある。
敗因をそのままにしてはいけない。

そうしなければ、
「 運悪く負けただけ」
で終わってしまい、
負けが続くだろう。

仏教には、「自業自得」 という言葉があります。
これは 「自分の行いが未来を作る」 という意味です。

負けたとき、
「運が悪かった」と考えるのは簡単ですが、
本当にそうでしょうか?

仏陀の言葉に、こういうものがあります。

「人は自らの行いによってのみ、向上し、また堕落する」

つまり、勝ちも負けも すべて自分の行動次第 。
負けをチャンスと捉え、
原因を追求し、改善し続ける。
生き方にも通じます。

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