「型破り」と「型無し」の違い – 基本を極めてこそ自由になれ「守破離(しゅはり)」
「型破り」とは、
基本(型)をしっかり身につけた上で、
そこから独自の工夫を加えて、
新しいものを生み出すこと。
つまり、
「型」とは、
基本が出来ていることをいうことだ。
仕事でもスポーツでも、
スランプに陥ったときは基本に戻る。
しかし、
基本が身についていない人は戻る「型」がない。
型があるからこそ、
オリジナリティーを加えて、
型を破ることができる。
「型」がまだ出来ていない人が、
オリジナリティーを加えて、
斬新なことをやってみても、
もそれは、
「型なし」という。
「型なし」は、
一時的な成功を収めることはできても、
スランプに陥ったとき、
壁にぶつかったときに 、
「基本に戻る場所がない」
と立ち直れなくなる。
真に「型破り」になりたければ、
まず「型」を極めよ。
仏教の言葉で表すなら
「守破離(しゅはり)」
守(しゅ)まず基本をしっかりと守る。
破(は) 基本を理解した上で、少しずつ独自性を加える。
離(り) 基本を超え、新たな道を創る。
あなたは今、「型」を身につけていますか?
それとも、型無しのまま突き進んでいませんか?