「最下位でもなんでもいいから 絶対ゴールまで歩いてやる 1位と最下位との差なんて 大したことねーんだよ ゴールすることと しないことの差に比べりゃ」 ──(宇宙兄弟/南波六太)

宇宙兄弟

「最下位でもなんでもいいから 絶対ゴールまで歩いてやる
1位と最下位との差なんて 大したことねーんだよ
ゴールすることと しないことの差に比べりゃ」

──(宇宙兄弟/南波六太)

──は、**仏教の「精進(しょうじん)」と「自利行(じりぎょう)」**を象徴するような言葉です。
この言葉は、結果主義に偏りがちな現代人に、「**本当に価値あることは“やり切ること”**だ」と教えてくれます。


🪷仏教的解説:「やり遂げる」ことの尊さ

仏教では「精進(しょうじん)」――つまり、あきらめずに地道に歩むことが最も尊い修行とされています。
どんなに遅くても、どんなに順位が低くても、「最後まで諦めなかった心」こそが功徳となり、自分自身を救います。

🔶「順位」より「到達」

  • 仏教は、競争や比較よりも「自己の成長・気づき」を重視します

  • 六太の言葉は、外側の評価ではなく、自分との約束を守ることの大切さを示しています

成功とは「勝つこと」ではなく「やめなかったこと」
→ これはまさに仏教の「道(どう)を歩む者の心」です。


🌱仏教的アドバイス

💡人生は競争ではなく、修行である
早い遅い、上か下かは関係ありません。
大切なのは、一歩ずつでも歩き続けること
それこそが仏教で言う「道(八正道)」の実践です。

💡途中でやめなかったあなたは、もう勝っている
苦しくても、悩んでも、前に進もうとするその心が“功徳”
その功徳は目に見えなくても、心を清らかにし、まわりにも静かに影響を与えていきます

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